貧脚走法

貧脚でも走りたい。

RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido 5日目

オホーツク1300kmもいよいよ最終日の8月25日(木)、今日は約190km獲得標高も750mと普段であれば12時間もあれば余裕でゴールできるはずだが、1100km以上を走ってきて身体がどうなるかは未知数のうえ、18:05を過ぎれば認定は取れずに全ては水泡と化してしまうので余裕を持って午前4時のスタートとした。

スタートからしばらくは海岸線を行くがやはりアップダウンが続く、歩道を走ったり押し歩いたりと走りは苦しい。しかし天気は天気は最高で海もキラキラして綺麗で気分は盛り上がる。

道のりの半分を過ぎて平野部に入り残り距離も100km切ってくると余裕も出てくる。コンビニのトイレ待ちでは初音ミクさんの白バイポスターなんぞを撮ったりしていた。

白バイのミクさん

千歳市に近づくと飛行機も飛んでくる。普段からなのか今日は特別なのか戦闘機のF-15イーグルが編隊で飛び回り、その隙間を縫うように旅客機が進入してくる。自衛隊基地の中を横切る道では姿は見えずもエンジン音が鳴り響き排気の匂いも漂ってくる。

北広島の辺りまで来ると道も広くなり風も追い風で気持ち良く進んでいく。もうすぐ走り切れるんだと言う高揚感でいっぱいだ。ただ股ずれの痛みもいっぱいで腰を浮かしたり立ち漕ぎしたりサドルに乗るポジションを変えたりと忙しい。この辺りの対処法は今後いろいろと考えていかないと。

石狩川を渡り道の駅を右折するともうゴールは目の前だ。太美駅脇の踏切を渡れるとはスタート時には半信半疑だったがやっと戻ってきた。やり遂げた感慨や疲れた心身からかほろりと涙が出た、年甲斐もなく気恥ずかしいが今日くらいは当然だろう。

ゴールはコンビニだが写真を撮るには味気ないので駅前に移動して撮影。大きなトラブルもなく走ってくれたKOGAのKIMERAちゃんもご苦労様ありがとう!!

ゴール!!

ゴールレシートの時間は16時33分、まだリザルトは出ていないけどこの時間からすると達成時間は107時間33分、制限時間109時間5分を目一杯楽しませてもらった。

さああとはお風呂に入ってご飯を食べてたっぷりとお布団峠を楽しもう。