貧脚走法

貧脚でも走りたい。

RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido 1日目

ブルベ600kmまでは走ったがPBPでは300kmほどでDNFしてしまいウダウダとしていたけど、1,000kmレベルのブルベも走っておきたいと思っていたところこの1,300kmを見つけたのでエントリーしてみた。

1日あたり300kmを目処としてホテルに泊まり十分に回復して走ることを目指したけど、4泊5日もの連続走行は経験が無く実際にやってみるまで出来るか分からなかったけど、とりあえず1日目は315km地点の幌延、2日目は600km地点の紋別、3日目は877km地点の釧路、4日目は1,120km地点の浦河町で計画してみた。

スタート前日の8月20日(土)にスタート地点となる太美の万葉の湯にチェックイン、残念ながら個室は取れなかったけどリラックスルーム奥のごろ寝コーナーはマットレスが敷いてあって横になれて十分に休むことが出来た。また走り終わったあとの後泊で部屋を取っていたので輪行袋のOS−500や着替えなどの荷物を預かってもらえて有り難かった。

夕食

翌8月21日(日) 5:00にスタート。朝方は霧が出ていたけどさくさくと進み通過チェック1の吉野公園に到着してトイレとドリンクの補給をして先に進む。しかし100km地点あたりで足がつってペダルを回せなくなる症状が発生、これはマグネシウム不足からくるものと調べていたのでMAG-ONのジェルを飲みパウダーをドリンクに溶かしたところ、以後足のつりには悩まされなくなった。

通過チェック1 吉野公園

以後は朱鞠内湖から美深峠を目指したが峠直前の6〜7%の上りで走れなくなり押し歩きが発生、こんな序盤で先が思いやられる。通過チェック2の美深峠で既に16:00になったけど、今日のゴールまであと100km以上あり不安になってくる。

通過チェック2 美深峠

峠を下って美深の市街と音威子府で補給したあたりで暗くなってくる。昼間に走ってても薄々感じていたが街灯がほとんど無く寂しい。路肩を示す矢羽の目印は反射するし場所によってはLEDが光っているが、後で知ったことだがこれはソーラーパネルで光っているだけで電線が来ているわけでは無いそうだ。福島あたりの山の中を深夜に走ったこともあるけど意外と電柱は立っていてそこに街灯はあるし民家もちらほらとあった。しかし北海道は町と町の間は本当に何も無くて走るのに不安と寂しさを感じた。

音威子府から先は幸い厳しい上り坂も無く何とか幌延セイコーマートが閉店する1時間前の22:00頃に到着することが出来た。ここではスマートホテルに泊まったが今年開店したばかりの綺麗なホテルでゆっくり休むことが出来た。