貧脚走法

貧脚でも走りたい。

RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido 2日目

オホーツク1300kmの2日目は無事に起床して8月22日(月) 5:00頃に出発。スタートしてすぐに上り坂があり、同行者の方とは早々に離れ離れとなる。この遅さは折り紙付きで乗鞍2時間23分、ヤビツ1時間15分、白石峠1時間30分というほとんど押して歩いているのではないかというほどの遅さで目が当てられない。ただ歩いてでも進んでいればいつかは越えられると信じて登っています。

ほどなくして通過チェック3の抜海駅、通過チェック4のノシャップ岬、通過チェック5の宗谷岬と順調に進んでいく。余裕のある参加者は海鮮を食べたり、最北のコンビニに寄ったり、最北の稚内駅に寄ったりしているらしいけど、走力に不安のある私は淡々と先に進む。

通過チェック5 宗谷岬

宗谷岬から先は方角が変わりオホーツク海沿岸を南下することとなり、これまでの追い風が向かい風になることになるが、思ったより風は強くは無く普通のペースで走ることが出来た。天気も良く雄大な北海道の道を楽しんで走る。

しばらく走ると猿払の道の駅が見えてきた。ここだけはホタテが美味しいとの情報を聞いていてちょうどお昼時だったので寄って行くこととした。ここで食べたホタテ刺身定食がこのブルベ唯一のグルメとなった。最近のコンビニ飯も美味しいがやはりちゃんと座っていただくご飯はとても美味しい、ホタテはプルプルで美味しくあっというまに完食しました。あと水がピッチャーでどかっと置かれていたのも有り難かった。

ホタテ刺身定食

この先は何も無いがある通称エサヌカ線へ、地平線まで続く真っ直ぐな道をやすれ違うオートバイのライダーさんとヤエーのやりとりをしながら北海道ならではの道を堪能しました。

エサヌカ線

ここからはひたすら海岸沿いを走っていきます。数十kmごとに通りかかる町のセイコーマートで休憩しつつただ走るのみ、これも北海道ツーリングの醍醐味か。日が暮れて夜間走行となりますが当然海のある左側は本当の闇が現れる、この夜の海はまるで吸い込まれていきそうで私は苦手にしています。波の音も誘い込もうとしているようで頭から離れず、なるべく海の方を見ないようにして進んでいきます。

紋別の街の明かりが見えてきた時には本当にホッとしました。あまりにも気が抜けて市街の中の登り坂を押して歩いたくらいです。(^^; ホテル近くのセイコーマートで食料を買い込み、今日の宿である紋別セントラルホテルにチェックイン。このホテルは自転車乗りに理解があり自転車をロビーに置かしてくれたり部屋に入れさせてくれたりもするそうです。私は別館で少し離れた部屋だったのでロビーに置かせてもらいました。また紋別に来る機会があればここに泊まりたいと思います。

2日目は走りを楽しめてグルメも出来て、このブルベで最も楽しめた日だと思います。